語りかけ育児ってご存じですか?
1日30分、静かな環境で赤ちゃんに語りかけるだけで言葉や知能指数が驚くほど伸びるというので話題になっています。
この方法は英国の言語治療士サリー・ウォードさんが開発したものです。
0~4歳を対象にして発達レベルに合わせた語りかけのコツがあります。
そのポイントは色々ありますが、以下のようなものがあります。
・生後直後からたくさん話しかける
・気が散らない静かな場所で
・子どもの興味に合わせる
・短い文章で分かりやすく
・ゆっくり大きめの声で赤ちゃん言葉や擬音語、繰り返しを使う
などなど。
やってはいけない禁じ手もあります。
・やたらと答えさせるための質問
・言い直し まねをさせる
・無理に注意を向けさせる
など「しゃべらせるための」工夫は逆効果なのだそうです。
まだ言葉を理解しない月齢の赤ちゃんにとっても「語りかけ」はとても有効なのです。
語りかけは「あなたに興味がある」「私を見てくれるとうれしい」のメッセージを赤ちゃんに送ります。
赤ちゃんの行動やしぐさ、音に丁寧に応じることを繰り返していると赤ちゃんは「自分のやることは相手に反応させる効果がある」と感じるのです。
つまりは「自分は主人公なのだ」と感じ、その自己肯定感覚は自信や意欲につながり、言葉の発達につながるのです。